入れ歯を作る際、保険の入れ歯と自費の入れ歯どちらを選択するか迷われる方も多いと思います。今回は保険・自費のそれぞれのメリットデメリットをお話しします💡
保険の入れ歯
保険の入れ歯は費用を抑えられるのが最大のメリットで、
作製期間も1ヶ月程と比較的早く作れます。
保険で認められている入れ歯の作り方や素材が全て決められているため、仕上がりが標準的で金属部分のバネが気になることや装着時に違和感が生じる場合もあります。
素材はプラスチックでできており強度が弱く安定させるには厚みが出てしまい、
厚みが気になるからといって薄くすると入れ歯自体が割れやすくなります。
自費の入れ歯
素材の選択肢が多く患者様ひとりひとりに合わせて作製できるのが最大のメリットで、
装着時の違和感を最小限に抑え色や形を自然な歯に近づけることができます。
金属床義歯
床と呼ばれる部分に金属を使用することで薄くても安定した噛み心地になります。
さらに金属床は熱伝導に優れているので食べ物の温かさ・冷たさを感じることができます。
ノンクラスプデンチャー
歯に引っかける金属のバネの部分が歯茎と同じピンク色の樹脂でできているため
口を開けても目立ちにくいのが特徴です。
自費の入れ歯は精密な型取りや調整により作製期間は2ヶ月前後と長くかかり費用も高くなります。
保険の入れ歯と自費の入れ歯それぞれ特徴がありどちらを選ぶかは患者様のニーズによって異なります。
入れ歯は毎日の生活・食事の質を大きく左右する重要なものです。
自分に合った入れ歯を選び快適な生活、そしておいしく楽しく食事をしましょう🍀
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