タバコの煙には数千もの化学物質が含まれ、有害な物質が約200種類あると言われています。
お口は、その煙の悪影響をはじめに受ける器官で、
タバコを吸う人は吸わない人に比べて歯周病になりやすく進行も早いです。
有害物質で代表的なものがニコチン・一酸化炭素・タールです。
ニコチン
血管を収縮させる作用があり、栄養素・酸素・血液が流れにくくなるため
歯茎からの出血が起こりにくく歯周病になっていることに気づきません
一酸化炭素
組織に酸素を運搬するのを妨げるため
酸素を嫌う歯周病菌が歯周ポケット内で繁殖しやすくなります
タール
歯茎や歯を着色させるヤニのこと
ヤニは歯に付着するとザラザラします
歯周病の原因となるプラーク(歯垢)はザラザラの歯の方が付きやすいので
歯周病のリスクが高くなり、虫歯や口臭の原因にもなります
歯周病の根本的な原因はプラーク中の細菌です。
そのため歯周病を治すにはまずプラークコントロールが大切です💡
歯医者での定期検診はブラッシング指導も行います。
正しいブラシの当て方・圧で汚れを落としましょう🪥
痛くないから歯医者に行かないではなく、しっかり定期検診に通いご自身の歯を守りましょう
コメント