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歯周炎と歯肉炎の違い

まず歯周病とは歯を支える歯周組織に炎症が起こる病気の総称で、

炎症が歯茎だけにある状態を歯肉炎

炎症が歯を支える骨まで進行した状態を歯周炎と言います。

健康な歯茎

薄いピンク色をしていて引き締まっています。

ブラッシングをしても出血はせず歯周ポケットは1〜2mm程度です。

歯肉炎

歯と歯の間の歯肉が丸みをおび膨らんでいる状態。

歯茎の色は赤色でブラッシングをすると出血します。

歯周ポケットは2〜3mmで歯周病の初期段階なので丁寧な歯磨きを心がけることで治ります。

歯周炎

歯肉炎の状態よりもさらに腫れ、炎症が歯茎だけでなく歯根膜・歯槽骨といった歯周組織まで広がっています。

歯と歯の隙間が広がり食べ物がよく詰まったり、歯肉が退縮し歯が長く見えたりします。

歯周ポケットは軽度は3〜5mm、中度は4〜7mm、重度になると6mm以上になります。

日本人の8割が歯周病と言われており、年齢に関係なく若くても歯周病になります。

歯周病は症状が重くなると歯を失う可能性があります。

歯周病を防ぐためにも歯医者での検診、ご自宅でのセルフケアがとても重要です。

当院では患者様ひとりひとりに合ったケア用品をお伝えして指導も行っています。

お口のトラブルが起こってからではなくトラブルが起こらないようにするために定期検診に行きましょう🍀

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